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第9景 命を尊ぶ気持ちの表れ 〜鯨墓〜

古来、日本海に面した北浦地方は豊かな漁場に恵まれ、特に通浦には冬季に鯨群の来遊することが多く、早くから捕鯨漁業が始まっていた。

鯨一頭捕らえれば七浦にぎわうといわれてきた。

鯨を捕獲するたびに酒宴を催し、太鼓を叩き鯨唄をうたい、夜遅くまでにぎわった。

鯨墓は子鯨を想う親の情を哀れみ、村人たちが、捕らえた日を命日として戒名をつけ、菩提を弔ったものである。

鯨漁は遠い普のことになったが、毎年四月下旬に「椋回向の法要」として、今日もなお盛大に営まれている。

通地区は非常に信助心が篤く、これも生物を憐れみ、その命を尊ぶ気持ちの表れであろう。

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